第23回特別企画展 横穴古墳の研究 7月13日(日)~11月9日(日)
柿生中学校の考古学研究部は、1977(昭和52)年4月に社会研究クラブとしてスタートし、連合文化祭に「古墳時代の柿生」と題するスライド発表を行った。当時、麻生台団地の造成工事が行われており、通学路として現場を通る1年生のクラブ員たちが、現場にスライドで見た横穴古墳によく似た横穴があると報告した。そこで部員全員で確認に行き、工事現場に横穴古墳があると、教育委員会文化財課に通報、調査の結果横穴古墳と確定、麻生台団地横穴古墳群の発見に寄与しました。乗り気になった部員たちは通学区内の古墳の有無を調べ廻り、下麻生、早野、王禅寺、真福寺などに多くの横穴古墳があることを発見、考古学研究部を創立、立派な活動記録を残しました。
記録の寄贈を受けましたので、横穴古墳研究の調査ノートと研究成果、実測図などを展示します。柿中の先輩たちの素晴らしい成果をご覧ください。
◆会場/柿生郷土史料館特別展示室