第79回カルチャーセミナー 「明治政府の功罪」
明治維新150年記念協賛企画 第3弾(最終回)
「明治政府の功罪」
日時 3月17日(日) 午後1時30分~3時30分
講師 小林 基男氏 当館専門委員
会場 柿生郷土史料館特別展示室
徳川幕府に変わって権力を掌握した明治政府は、日本を植民地にしようとする欧米列強の攻勢に耐えて、いかに独立を守り抜くかという困難な課題を見事に果たしました。この功績は大変大きなものですが、他方で、1894~95年(明治27~28年)の日清戦争を皮切りに、10年ごとに対外侵略戦争を繰り返すという、軍事大国化し、ついにはアジア・太平洋戦争という無謀な戦争に突入して、自滅するという負の面も持っていました。なぜそうなったのかについて、わかりやすく解説します。